ごあいさつ

 日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき、厚くお礼申し上げます。

 令和4年度の日本経済は、ウィズコロナの下、社会経済活動の正常化が進む一方で、ロシアによるウクライナ侵攻を背景とした国際的な原材料価格の上昇や、円安の影響などから、日常生活に密接なエネルギー・食品等の価格の上昇が続きました。当金庫の営業エリアを見ると、その中心である横浜市は、令和5年1月1日時点の推計人口が前年同期比で減少しました。市内の推計人口が戦後初めて減少した前年に続き、2年連続の減少です。
 こうした中、当金庫は「このまちの未来をともにつくる~信用金庫の原点を忘れず、金融を超えた価値を提供し、笑顔あふれる地域づくりに貢献する~」という経営理念のもと、地域の事業者を徹底して応援する活動を展開しました。この活動では、事業者の資金繰り支援にとどまらず、外部機関との連携による販路拡大をはじめとする本業の支援にも取り組みました。
 当金庫は令和5年7月に創立100周年を迎えます。100周年に向けたスローガンは、「ともに歩む、これまでもこれからも」です。これまで以上に地域から頼られ愛される地域金融機関を目指すとともに、笑顔あふれる地域づくりに貢献していくことをお約束します。

 皆さまのより一層のご支援をいただければ幸いです。

理事長 大前 茂

令和5年6月
理事長

 
大前 茂