外貨定期預金[一般]

外貨定期預金とは、外貨預金(本邦通貨以外の外貨建の預金)のうちあらかじめ預金の期間を定め、原則としてその期間中は払戻しの要求に応じないことを条件としている預金です。

商品概要

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預金保険制度 外貨預金は預金保険制度の対象外です。
ご利用いただける方 法人および個人のお客さま
  • 満20才以上、原則70才未満のお客さまに限ります。
お取扱い時間
平日
・米ドル建 午前10時以降
・ユーロ建 午前11時以降
(為替相場および金利決定の関係上、上記お取扱いとなります。)
お預入れ期間
  • 定型方式
    1週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年
  • 満期日指定方式
    1週間超1年未満
預入方法
(1)
預入方法
一括預入です。
(2)
最低預入額
100通貨単位
(3)
預入単位
1補助通貨単位まで預入可能
(4)
預入通貨
米ドル、ユーロ
払戻し方法 満期日以後に一括して払戻します。
お利息
(1)
満期日以後に一括して払戻します。
  • 固定金利
  • お預入れ時の金利を満期日まで適用します。
    金利については各営業店窓口までお問い合わせください。
(2)
利払方法
満期日以後に一括してお支払いいたします。
(3)
計算方法
付利単位を原則10通貨単位とした1年を365日とする日割計算。
税金
  • 個人のお客さまは、平成25年1月以降、お利息には20.315%(国税15.315%、地方税5%)が源泉分離課税されます。
  • 法人のお客さまは、平成28年1月1日以降にお支払いするお利息からは地方税5%の特別徴収が行われないため、国税15.315%が総合課税されます。
  • 平成25年1月1日から平成49年12月31日までの間に支払われるお利息には復興特別所得税が課税されるため、20.315%(国税15.315%、地方税5%)の税金がかかります。
    ※非居住者の方は国税のみの適用となります。
  • お利息はマル優の対象外です。
  • 為替差益への課税
    <法人のお客さま>
    総合課税。
    <個人のお客さま>
    為替差益は雑所得となり、確定申告による総合課税の対象となります。
    ただし、年収2,000万円以下の給与所得者の方で為替差益を含めた給与所得以外の所得が年間20万円以下の場合は申告不要です。
    為替差損は、他の黒字の雑所得から控除できます。他の所得区分との損益通算はできません。
    詳しくはお客さまご自身で公認会計士・税理士にご相談くださいますようお願い申しあげます。
手数料および適用相場 お預入れ・お引出し方法や通貨により手数料等が異なるため、手数料等の金額や上限額または計算方法をあらかじめお示しすることはできません。
詳しくは後記「外貨預金のお預入れとお引出しに関わる手数料および適用相場」をご覧ください。
期日前解約時のお取扱い
  • 原則として期日前解約はできません。
  • 万一、当金庫がやむを得ないものと認めて期日前解約に応じる場合には、預入日から期日前解約日までの適用金利は期日前解約日における当該通貨建ての外貨普通預金利率となります。
金利情報の入手方法 金利は各営業店窓口まで、お問い合わせください。
リスクに関する事項
その他参考となる事項 一部店舗では取次ぎ扱いとなり、翌営業日以降のお取扱いとなりますので、予めご了承ください。
為替予約 お預入れ後、為替予約を締結することにより、満期日のお受取り円貨額を、事前に確定することができます。
(この場合、締結した為替予約を使用し満期日に解約することが条件となります。)
詳しくは、各営業店窓口までお問い合わせください。

外貨預金をお申込みいただく前に

為替変動リスクについて

外貨預金には、為替相場の変動によっては為替差損が発生し、お預入れ時の円貨額(払込円貨額)を下回る為替変動リスクがあります。

お引出し時の円貨額は為替相場により変動するため、外貨建ての預金金利と円貨ベースの利回りは一致しません。
お預入れ時の為替相場に比べ、お引出し時の相場が円安になると『為替差益』が生じますが、逆に円高になると『為替差損』が生じ、お受取り円貨額がお預入れ時の円貨額(払込円貨額)を下回る可能性もあります。

預金保険について

外貨預金は、いずれの商品も預金保険制度の対象ではありません。

適用相場(T.T.S.・T.T.B.)について

外貨預金のお取引に適用される為替レートは、主に以下の2種類の当金庫所定の手数料を含んだ為替相場です。
お預入れの際はT.T.S.レート、お引出しの際はT.T.B.レートが適用されます。

T.T.S. : 円貨から外貨に交換するときの適用レート
T.T.B. : 外貨から円貨に交換するときの適用レート

米ドルなら、1ドルにつき通常2円(※1)、T.T.S.とT.T.B.に差があります。
たとえ為替相場に変動がない場合でも、2円分のご負担が生じるためお預入れ時の円貨額(払込円貨額)よりお引出しの円貨額が少なくなり、元本割れを起こすことがあります。
(※1)ユーロの場合、1ユーロにつき通常3円の差があります。

為替予約について

為替予約とは、外貨預金の満期日の為替相場をお預入れ期間中に決定し、満期日におけるお受取り円貨額を事前に確定させるお取引のことをいいます。
予約相場は、預入日・予約取決日・満期日各々の直物相場とは通常異なります。
なお、一度為替予約を締結すると、取り消しや、外貨預金の中途解約ができなくなりますのでご注意ください。

為替予約お申込み方法

外貨預金口座開設店にてお申込みください。
なお、窓口手続きにお時間を要しますので、あらかじめご了承ください。

外貨預金のお預入れとお引出しに関わる手数料および適用相場について

外貨預金の入出金時の取扱手数料については以下のとおりです。

  • 下記手数料には消費税はかかりません。

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お預入れ 手数料および適用相場 1 米ドル 1 ユーロ
円の現金でのお預入れ
円預金からのお振替
円を外貨にする際(預入時)には、手数料を含んだ為替相場であるT.T.S.レートを適用。
T.T.S.レートには為替手数料(1米ドルあたり1円、1ユーロあたり1円50銭)が含まれています。
1円 1円50銭
ご本人の外貨預金からのお振替 ご本人間のお振替は、手数料がかかりません。 - -
到着した外貨送金での
お預入れ
外貨受払手数料 (お預入れになる外貨送金金額の0.05%/最低手数料2,500円) - -

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お引出し 手数料および適用相場 1 米ドル 1 ユーロ
円の現金でのお引出し
円預金へのお振替
外貨を円にする際(引出時)には、手数料を含んだ為替相場であるT.T.B.レートを適用。
T.T.B.レートには、為替手数料(1米ドルあたり1円、1ユーロあたり1円50銭)が含まれています。
1円 1円50銭
ご本人の外貨預金への
お振替
ご本人間のお振替は、手数料がかかりません。 - -
外貨でのご送金にご使用
(外貨建てで国内/海外の銀行向けにご送金)
送金手数料

お取扱手数料[リフティング・チャージ]
(ご送金金額の0.05%/最低手数料2,500円)
このほかに支払銀行手数料等がかかる場合があります。
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米ドル外貨定期預金の運用例

100万円を米ドルで6ヵ月間運用した場合

  • 年利率2.00%
  • お預入時の利率は満期日まで変わりません。
  • 為替相場・年利率は実勢とは異なります。
米ドル外貨定期預金の運用例(100万円を米ドルで6ヵ月間運用した場合)
  • 為替相場変動リスクがあります。為替動向によって、満期日の解約円貨額がお預入れ時の円貨額を下回る場合もあります。
  • お預入れ時の換算レートはT.T.S.レートが、お引出しの時の換算レートはT.T.B.レートが適用され、為替相場の変動がない場合でも、換算相場の差(米ドルの場合2円)だけご負担が生じます。ただし、ユーロの換算相場の差は3円となります。
  • 元本は外貨建てであり、お利息も外貨で支払われます。