ごあいさつ
日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき、厚くお礼申し上げます。
令和7年度の日本経済は、企業業績の改善を背景に設備投資は増加し、個人消費に関しても底堅さが見られた一方で、急ピッチな食料品価格の高騰が家計の実質的な購買力の低下につながったことから、小幅な成長にとどまりました。
また、金融業界では、「金利のある世界」への本格的な移行が進み、令和7年12月に政策金利は0.5%程度から0.75%程度へ引上げられました。令和8年度についても経済・物価情勢に応じて政策金利は段階的に引上げられる見通しとされています。
このような経済環境の中、当金庫は、「このまちの未来をともにつくる~信用金庫の原点を忘れず、金融を超えた価値を提供し、笑顔あふれる地域づくりに貢献する~」という普遍的な経営理念のもと、地域経済の持続的な発展を支えるため、お客さまや地域に寄り添った実効性のあるさまざまな活動を実践しています。
先ず、令和6年4月よりスタートさせた中期経営計画2027においては、事業者の皆さまが抱える経営課題に向き合い、資金繰り支援はもとより、中小企業の技術力や経営資源を将来に継続させ、地域の雇用確保に貢献していくため事業承継・M&Aなどの事業者支援に真摯に取り組んでいます。令和7年度は、デジタルツールを体験する「ITツールDX体験・相談会」を定期的に実施するなど、事業者の皆さまに向けた幅広いデジタル化支援策にも取り組みました。
また、令和7年10月には、東京都大田区、神奈川県鎌倉市の2拠点に13年振りとなる新店舗「京浜法人支店」「大船法人支店」をオープンしました。金庫として初となる事業性特化型店舗の形態で運営する両支店は、ともに令和4年10月に開設した法人営業所を支店化したものであり、事業者さまの資金繰り支援や経営課題に対するサポートに積極的に取り組んでいます。
店舗については、地域・お客さまのニーズに合わせて建替えやリニューアルに着手しました。令和7年度は、さがみ野支店、市場支店のリニューアル、十日市場支店の移転を実施し、従来型のハイカウンター中心のロビーから、相談スペースを拡充した次世代型のロビーへのリニューアルを行いました。
令和8年5月には、横浜みなとみらいホールにおいて、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のご協力のもと、能登地域復興応援チャリティーコンサートを開催、新たな発想で社会貢献に挑戦しました。今後も、金庫一丸となって、地域の皆さまにとって、身近で愛される金融機関として、笑顔あふれる地域づくりに貢献していくことをお約束します。
皆さまのより一層のご支援をいただければ幸いです。
令和8年6月