事例-5

平成15年10月

借入過多で経営難に陥った企業を、同業者が必要な経営資源(従業員、施設)だけを営業譲渡の形で買収。
資金調達は被買収企業の不動産を担保に調達。いわゆるLBO(leveraged buy out)の形をとることができた。 借入過多で経営難に陥った甲社は自力による経営再建を断念。ただし、単年度の損益状況は黒字であり多数の従業員も抱えていたところから、M&Aにより営業を譲渡して経営の継続をする道を選択した。 買収企業側は過去の経営を切り離す必要性からM&Aの手法としては営業譲渡を選択した。 また、資金調達については買収した企業の不動産を担保に金融機関から調達。いわゆるLBOの形を取ることが出来た。 従業員の処遇をめぐって議論が長引いたが、双方の代表者が相互に譲り合い成約に至ることが出来た。